レモンバームを鉢やプランターで育てる方法 | ぶぶブログ

レモンバームを鉢やプランターで育てる方法

ハーブ
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はじめに


マンション住まいで庭が無い、一軒家だけど都心に近く小さいベランダだけ。そんな家でもベランダでレモンバームを育てることができます。

この記事では、レモンバームの育て方について詳しく解説します。

レモンバームは見た目もかわいらしく、その香りは癒しのアイテムとしても知られています。さらに、育てるだけでなく、その葉を利用してハーブティーや料理に活用することも可能です。

レモンバームとは



レモンバームは、その名の通り、レモンのような香りを持つ多年草で、シソ科に属します。

レモンに似た爽やかな香りは、ストレスの軽減やリラックス効果に寄与し、日常に癒しをもたらします。

地中海出身の植物であり雪国出ない限りは、外で育てることが可能です。

適した栽培環境の整備

レモンバームを育てる際にはまず、良い日当たりと風通しのある場所を選びましょう。また、鉢の選び方によって株の健康が左右されます。しっかりと基本を押さえ、育てやすい環境を整えましょう。


植え付けと栽培の基本


レモンバームの育て方の第一歩は、適切な植え付けと栽培環境の整備です。ここでは、初心者の方にも分かりやすく、成功するための基本的なポイントを詳しく解説します。

種からの育て方と苗の利用



まず、どちらの方法で始めるかを選びます。種から始める場合は、種まき用の土に浅く穴を開け2〜3粒撒いて軽く土を被せます。

もう一つの方法として、スポンジの上に撒いて湿らせ、薄いトイレットペーパーやティッシュをかける方法があります。発芽するか不安とか、種まき用の土を用意するのが面倒とかであれば後者が手軽で簡単です。

どちらの方法でも、発芽するまでは日光に当てずに乾燥させないように注意しながらじっと数日〜十数日待ちましょう。

苗を利用する場合は、近くのホームセンターかオンラインで購入しましょう。苗の場合、植えつけ後の成長が早くなります。

苗の選び方としては、簡単に言うと見た目が気きれいなものを選べば間違い無いです。売れ残りで土の表面に苔がたくさん生えていたり、苗の一部が枯れていたり、ヒョロヒョロと茎が隣の苗にまで伸びている貧弱そうなものは、やめたほうが無難です。

土の選定と植え付け



良い土はレモンバームの成長に不可欠です。排水が良く、肥沃であることが大切です。

とは一般的によく言われてますが、野菜や花用の値段も手頃な土でも問題ありません。レモンバームはそんなに軟なハーブではないです。ハーブ用の土って結構高いんですよね。しかも、軽くてフワフワしてるので意外と量を使います。6Lくらいの大袋でもあっという間に無くなります。

植え付け時には、苗ポットより2回り程度大きい鉢やプランターを用意しましょう。また、植えつけた後にしっかりと水を与え、根と土の隙間を埋めることが大事です。こうすることで根付くのを助けます。

おすすめの鉢はスリット鉢です。根が土全体に行き渡り土の栄養を余すことなく吸収できます。

水やりと肥料のバランス



レモンバームは湿気を好む植物ですが、過剰な水分は根腐れの原因となります。土の表面が乾いたら十分な水分を与え、水はけを良く保ちましょう。

受け皿に溜まった水は捨てて下さい。根腐れの原因となります。

肥料は春から秋にかけて月に一度与えれば十分です。しかし、過剰な施肥は植物にストレスを与える可能性があるので注意が必要です。

日当たりと風通しの確保



レモンバームは日光を好み、日当たりの良い場所で育ちます。風通しも大切で、植物が健康的に成長するためには十分な空気の循環が必要です。

これらの基本的なポイントに留意しながら植え付けと栽培を進めることで、レモンバームは元気に成長し、豊かな香りを放つことでしょう。成功のためには地道なケアと観察が欠かせません。

レモンバームの摘心法、成長促進と健康な植物の手入れ方法



成長したレモンバームは、時々収穫がてら摘芯して上げる必要があります。

摘芯とは、長く伸びた茎を葉2〜4枚ほど残してそのすぐ上で茎を切ることを言います。摘芯によって残った葉の所から脇芽が出てきます。

脇芽が出ることで収穫量が増えますし、風通しがよくなり蒸れによる痛みが軽減されます。

摘芯は、植物の健康維持と収穫時の品質向上に寄与するので、降水量が多い梅雨前には行うようにして下さい。

病気と害虫の予防



健康なレモンバームを育てるためには、病気や害虫からの予防が必要です。

レモンバームはアブラムシが着き成長を妨げることがあります。アブラムシ対策として、葉水が有効です。水道水を葉の裏に吹き掛けると、アブラムシはつきにくくなります。

また、過剰な水やりや摘芯せずに放置した場合など、カビが発生してうどん粉病と呼ばれます。

収穫と保存のポイント



レモンバームの収穫は、最良の香りや味を楽しむ上で重要です。収穫のタイミングや保存方法を正しく行うことで、長い間新鮮な状態を維持できます。手間をかけた分だけ、豊かな香りと味わいが得られるでしょう。

レモンバームの利用とレシピ



育てたレモンバームを有効活用する方法も重要です。葉を使用したハーブティーがもっともポピュラーな使い方かもしれません。

レモンバームハーブティーの作り方

レモンバームはリラックス効果があり、ハーブティーとして利用すると健康にも良いです。手軽に作れるレモンバームのハーブティーの作り方とその健康効果について紹介します。



****材料:****
– レモンバームのドライまたはフレッシュな葉(2ティースプーン)
– お湯(約240ml)
– ハチミツやレモン(オプション)



****作り方:****

1. レモンバームの用意
ドライなら2ティースプーン、フレッシュなら数枚の葉を用意します。

2. お湯を沸かす
240mlのお湯を沸かします。沸騰したら、一度火を止めてから30秒待ってから使います。

3. ティーポットに入れる
レモンバームをティーポットに入れます。

4. お湯を注ぐ
お湯をティーポットに注ぎ、蓋をして約5分間蒸らします。すぐ蓋をして下さい。こうすることで香りが逃げるのを防いでくれます。

5. 濾して注ぐ
ハーブを濾してカップに注ぎます。カップに葉が入っても気にしないのであればそのまま注いで下さい。

6. オプション
ハチミツやレモンを加えて、お好みで味を調整します。



健康効果
– リラックス効果 レモンバームはリラックス効果があり、ストレス緩和に役立ちます。
– 消化促進 茶葉に含まれる成分が消化を助け、胃腸の調子を整えます。

ブレンドティーの作り方

レモンバームだけだとやや尖った味がするため、お好みのミントを同量加えて下さい。さらに、レモングラスを少量加えると、ミント感も和らいでさらに飲みやすくなります。

レモンバームはシングルティーよりはブレンドティーの方が良さを感じれるかと思います。

結論


レモンバームの育て方は、手間をかける価値があるだけの魅力があります。自分の手で育て上げた植物から得られる爽やかな香りや豊かな利用法は、日常に新しい活力をもたらすことでしょう。この記事を参考に、レモンバームの育て方をマスターし、その魅力を存分に楽しんでください。

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