同僚に言われた一言がショックで、その事ばかり考えてしまいます。
部活の先輩にダメ出しされてから、自信が無くなってしまいました。部活辞めようかな。。。
私は自分自身、「メンタルが弱いなぁ」と感じる事が結構多く、逆に「あの人はなんであんなにメンタルが強いんだろう。羨ましいな」と思うことがあります。
胃の調子が悪くなることも1年に数回あり、胃カメラも10年ほどの間に5回くらい飲んだ経験があります。
何度も何度も悩み、苦悩し乗り越えてきた今、同じような悩みの人の手助けになればと思い、執筆します。
▼私のプロフィール
・大学で2年引き籠もった。誰とも連絡を取らない生活を続けるも、その後復活。
・元々集団生活が得意では無い。一人や少人数の仲の良い友達と一緒にいることが多かった。
・嫌な事を言われると、反論したくなる性格。ほっとけばいいと分かっていて、我慢しつつも何度も考えてしまう。
・30代 男 会社員
まずは、メンタルが弱い人の特徴を上げ、共感してもらいそんなあなたでもメンタルを強くして生きやすいように解説します。
メンタルが弱い人の特徴
私自身もメンタルが弱いですが、これまで何人かそういった人を観察して分かった事を書き出します。
▼メンタルが弱い人の特徴
・不満を言うことが多い
・細かい事を気にする
・失敗するのが怖い
・自信が無い
・他人の目が気になる
自分がどういった性格や気質なのかを、客観的に把握しておくことも重要です。
不満を言うことが多い
不満を言うことが多いあなたは、自分は正しい、他人が間違っていると白黒はっきりさせたい性格です。また、責任は自分にはないと言っています。自分はこんだけ頑張っている、他の人もベストを尽くして欲しいと思っています。
不満は言っても何も解決しないですが、時に愚痴を言うことも必要です。
常に不満を口にしていると、自分の心に染みてきて取れなくなってきます。
大事なことは、他人に期待をし過ぎてはいけないこと。
細かい事を気にする
細かい事を気にするあなたは、完璧主義者かもしれません。
理想が高く、他人のミスが許されないのはもちろん、自分自身にも同等以上の課題を貸します。自分の能力を遥かに超えた課題は、プレッシャーになりメンタルを押し潰しかねません。
目標は小さく細かく刻んでいくべきです。
失敗するのが怖い
ミスは駄目な事というように、何かがキッカケで無意識の中にこの事が刷り込まれていると、失敗を恐れてしまいます。
失敗しちゃ駄目と考えれば考えるほど、プレッシャーによりメンタルが病んでいきます。
無意識の刷り込みは、大抵が幼少期の周囲環境の影響が強いので、そこを解決しなければ治りません。
自信が無い
成功体験が少なかったり、褒められる機会が少ないと自信は身につきません。
自信が無いと「失敗するかも」とか「どうせ自分は駄目だ」と思い、ネガティブ思考に陥り、悪循環に繋がります。
自分は駄目な人間と思う事で、「それ以上頑張る必要がない」、「頑張っても無駄だ」となります。そうすれば楽なんですよね。
楽をするのが悪い事ではなく、ネガディブ思考はネガティブな人にとっては心地がよく抜け出すのが難しいということを理解すべきです。
他人の目が気になる
他人の評価を気にしすぎて、これもまた「失敗したら恥ずかしい」とか「失敗したらかっこ悪い」とか考えてしまいます。
自分は自分、他人は他人。そんな言葉を聞いた事があると思います。でも、その言葉だけでこの問題は解決出来ません。
他人の目が気になる原因を知る事が、大事です。
原因としては、
・いい子で育てられた(他人に対していい子を演じなければならない)
・ひどくイジメられたり、とても嫌な経験をした過去がある
記憶を遡って下さい。幼少期の嫌な経験は、無意識の深いところに確かに存在していて、意識をコントロールしようとしています。
自分で自分を潰さない
メンタルが弱い人の特徴を考えてみると、前述したように実は心の深いところに何かしら原因がある場合が多いです。
まずこれを知ることで、メンタルが弱い状態でいる自分を客観的に見て、自分で自分を潰さないように気をつける必要があります。
深層心理を理解する
心の深いところの話は、深層心理学という学問になっています。
深層心理学について、簡単に触りだけ説明します。
非常に嫌な事があっても、いつまでも覚えてる人っていないと思います。
大抵は1ヶ月もすれば落ち着きを取り戻すはずです。
これは、心の防衛反応が働いているからです。
そのおかげで、日常生活に支障をきたさずに過ごす事が出来ます。
非常に嫌な記憶は、無意識の中に閉じ込められています。
頻繁にそのような状態が続くと、閉じ込めるエネルギーが不足してしまいます。
結果として、意識上に精神的な異常として現れてしまいます。
「ヒステリー」もこの一つです。
メンタルを強くする方法
メンタルを強くする方法は、2つあります。
1つ目は、メンタルを弱くした過去の記憶をたどる。
2つ目は、メンタルが弱い人の特徴を理解する。
もう少し詳しく解説します。
●1つ目のメンタルを弱くする原因を探る方法とは、何か?
私が実践しているやり方を例にあげてみます。頭の中を書き出してみます。
▼メンタルを弱くしている原因を探る
⇨人の目が気になる原因を探る
⇨幼少期に言われた親の言葉で覚えていることは?
⇨いい子で居なさい。先生に逆らわないにようにしてヘコヘコ頭を下げてなさい。
⇨小学、中学、高校、大学、社会人と成長するに連れ、この言葉はどう影響してきたか?
⇨
小学:素直に先生や親、親戚などの言うことを聞くように気をつけた。褒められると嬉しかった。
中学:他人からどう見られているか、出来るだけ良く見られるように振る舞いを気をつけた
高校:第一印象をとにかく良くしておこうと気をつけるようになる。その後は、別に当たり障り無ければいいかな。
大学:外面を良くする自分と本当の自分のギャップに疲れ、人付き合いが極端に面倒になる。
社会人:根本的には人嫌い。だけど、そんな自分を認めるようにしている。無理しない。
簡単にまとめると、
・「幼少期に親などに言われて覚えている言葉を思い出す」
・「成長過程でどう影響したか」
・「影響されて育った自分を認める。そんな自分も自分であると。」
●2つ目は、メンタルが弱い人の特徴を理解する。
・他人に依存や期待をしない
考えて見てください。自分が自分の事をしっかり分かっていないように、他人も自身の事を十分分かっていません。そのような他人に、何かを期待したり依存したところで、その人が何か出来ると思いますか?
・完璧主義をやめる
完璧な自分に耐えれてますか?本当はもっとダラしない性格かもしれません。
自分を偽って無理強いしない方が、気持ちが楽です。本当の自分を無意識下に追いやって、抑えこんでもずっとは抑えつけて置けません。
・失敗を恐れない
失敗を恐れるなって言われても難しいです。
では、こう考えて見て下さい。
「失敗しても死ぬことはない」
「失敗したら次はもっと良くなる」
「失敗しなかったら、次も失敗しちゃいけない。それは辛い」
メンタルが弱い人が絶対してはいけないこと
メンタルが弱い人の特徴と、メンタルを強くする方法をご紹介しました。
すぐには変わる事は難しいです。すぐに結果が出ることはないです。
ゆっくりでいいので、自分自身とよく向き合って下さい。
他人に自分の人生を委ねないで下さい。
最後に、メンタルが弱い人が絶対やってはいけないこと。
それは、「自分自身の良さも悪さも認めること。否定しないこと」です。