バラバラの情報から欲しい情報を抜き出す、便利なエクセル関数をご紹介します。
▼これくらいなら、関数使わなくてもいいけど、データがこれ以上増えると時間が掛かるし、面倒だし、何より間違いそう・・・
手順①:完成形の表をつくる
個人ごとの「通勤手段」と「居住地」を抜き出したいので、左側に抜き出す”名前”を記入します。
手順②:関数vlookupを入力
例として、「佐藤」さんの通勤手段を抜き出してみます。
佐藤さんの通勤手段のセルに、
=vlookup(
と入力します。
すると、↓のように「検索値,範囲,列番号,検索方法」と出ます。
検索値:「佐藤」さんについて知りたい。
範囲:通勤手段が書いてある「表」を名前も含めて選択します。
*表は必ず、検索値(名前)を含めてください。また、表の一番左に検索値が来るようにしてください。そうしないとエラーが出ます。
列番号:「表」の左から2列目に欲しい情報があるので、「2」と入力します。
検索方法:trueかfalseを選択。falseを選択する。
*falseは完全一致という意味。仮に検索値のセルに「佐竹」などと誤入力すると、エラー表示されます。
*trueは仕組みがややこしく初心者にはおススメできません。falseで検索出来るように、可能なら原本に手を加えた方が良いと思います。
この後は、同じように他のセルにも関数を入力していきますが、同じ事をやるのはとても面倒です。
下のやり方を参考に”オートフィル”を使って1分で終わらせちゃいましょう。
居住地の関数入力はどうするか?
やり方は二つあります。
①「通勤手段」と同じように一番上のセルに入力して、オートフィルを使う。
②通勤手段の一番上のセルを横にオートフィルして、関数の中身を修正(選択しているセルが欲しい情報にあってない)。それから、縦にオートフィルする。
言葉で見てもよくわからない方は、実際にやってみてどうなるか、検証すると覚えが早く、応用も利くようになります。
完成形
完成したけど、エラー表示を消したいって方には別記事で「エラー表示の消し方」を解説します。
それでは、お疲れ様でした。