SNSでハッシュリボンって言葉を知りました。よくわからないので、解説お願いします。
この記事では、以下の内容について解説します。
ハッシュリボンとは?
ハッシュリボンとは、ハッシュレート(ビットコインの採掘速度)の変動をみて”買いサイン”を出すインジケータの事です。
買いサインが出るのは、以下のふたつを満たした時と言われています。
・30日移動平均線が60日移動平均線を上抜け
・10日移動平均線が20日移動平均線を上抜け
ハッシュリボンの見方/使い方
この後のチャートでも解説しますが、
青色の丸:buyサイン・・・買いのサイン
赤い縦線:半減期・・・ビットコインのマイニング報酬が半分になった時
緑色の丸:回復期・・・ハッシュレートの30日移動平均線が60日を上回った時
になります。
見方は簡単で、青色の丸であるbuyサインが点灯したら買いです。
buyサインが点灯したら必ず上昇というわけではありませんが、ほぼほぼ上昇する傾向にあります。
もっと信頼性の高いサインは無いの?
投資において絶対という言葉は無いでしょうが、激アツなイベントがあります。
それは、半減期です。
半減期とは、簡単にいうとビットコインの取引データをさばいている、”マイナー”と呼ばれる人たちに支払われる報酬が半減するイベントです。
半減するのと、価格上昇についての関係はいくつか説がありますので、一旦解説は省略します。
それで、結論を言ってしまうと「半減期後のbuyサインが激アツ」です。それは、この後、過去の半減期後のチャートを出しますので、ご自身で見て”納得”してください。
ちなみに、次の半減期については、https://academy.binance.com/ja/halving(バイナンス取引所:ビットコインの半減期までのカウントダウン)でも確認できます。
ハッシュリボンでは、半減期が起きてからしかわかりませんので。
半減期後のビットコインの値動き
半減期後のビットコインはどう動くのでしょうか?
ハッシュリボンと重ねて解説します。
半減期は過去2012、2016、2020年の3回です。約4年に1回ですので、次回は2024年と思われます。
それでは、2012年から順番にみていきます。
▼2012年半減期後の動き
①まずは、半減期がきます。
②ハッシュレートが下がります。(赤色に見えている部分で、実際には30日移動平均線が60日を下回っています。)
③ハッシュレートが上がります。(赤色から緑色に変わったところです。30日移動平均線が60日を上回っています。)
④ ③のタイミングでbuyサインが点灯します。(青丸)
⑤価格が上昇します。(価格が上昇する要因については、いくつか見解があるようだが、その一つとして、マイナー報酬が半減することでマイナーによる売りが減るため、需要が変わらない状況であれば買い圧力が高まり価格が上昇するというもの)
⑥最高値を更新するようなバブルがやってきます。その後、少しずつ価格が下落していきます。それでも、半減期直後のbuyサイン点灯時の価格よりは下がっていません。
ここまでみて言えることは、「半減期後のbuyサインで購入すれば、安い価格でビットコインを買える」です。
売り時については、ハッシュリボンでの判断が難しいため、他のインジケータを駆使して各個人で判断されることをおすすめします。
続いて、次の半減期についても見ていきます。
▼2016年の半減期後の動き
2012年と同じ動きをしているように見えます。
2020年半減期後の値動き予想
さらに、2020年はどうでしょうか。
▼2020年の半減期後の動き
2022年7月時点では、最高値更新後に大暴落しています。
ですが、全体としては、これまでと同じような動きとなっています。
次の半減期は2024年の予定ですが、それまではどういった価格を推移するかは様々意見があると思います。これまでと同じ動きであれば現在の20000$付近が底であってもおかしくないですが、もう1段下がるとすれば、13000$付近も可能性があります。
そこからは、半減期1ヶ月半前くらいから上昇していくのでは無いかと思われます。
まとめ
ハッシュリボンは有効なインジケータというのが、わかりました。
青い丸が点灯すれば、”買い”。さらに、半減期後の1発目であればなおさら”買い”と言えそうです。
ハッシュリボンを使わなくても、半減期1ヶ月半前くらいに少しずつ買っていってもいいかもしれません。
投資は自己責任でお願いします。
それでは!